シロアリは、もともと森林の中に生息していて、倒れた木などを土に還す役目があります。
そのため、家が山林にあったり、近くにあったりすると、そこからシロアリが侵入してくるリスクがあります。
しっかり防御策を採った新築であればまだ安全性は高いですが、築年数が経過すればリスクは上がっていくでしょう。
また、こうした場所でなくても、家の周りに木材や木造の家具などが置いてあると、土の中からシロアリがそこへ侵入し、そこからいずれ母屋へたどりついても不思議ではありません。
同様に、エクステリアに木製の柵や枕木などがある場合、施工やメンテナンスに注意していないとシロアリの侵入ルートになります。
植木や盆栽がたくさんある場合も同様で、鉢同士の間を空けることや風通しの悪い場所を作らないように工夫しないと、シロアリの温床になってしまうでしょう。
このように、シロアリの侵入ルートを作ることも予防には重要です。
家だけを見ていれば良いわけではないため、周りの環境にも十分注意しましょう。