玄関やベランダに羽アリの死骸などを見かけると、ひょっとするとシロアリではないかと悩まれる方も少なくありません。
羽アリは、すべてシロアリというわけではありません。
シロアリとアリの見分け方についてご紹介しましょう。
まず、シロアリの羽は4枚が同じサイズになっており、うすい網目模様が入っているので羽が灰色のように見えます。
また、触覚は直線の数珠のような形状になっているのが特徴で、胴体が寸胴です。
一方、アリの場合は羽は4枚ですが前が大きく後ろは小さいサイズで、網目模様がくっきりしています。
また、触覚はくの字型で胴体にくびれがあるのが特徴です。
これらの特徴の違いを見分けるとシロアリか、黒アリの仲間か判断できるでしょう。
また、シロアリにはヤマトシロアリとイエシロアリがいますが、ヤマトシロアリは4月中旬から5月くらいに現れることが多く、イエシロアリは6月から7月に表れると言われています。
ヤマトシロアリは全国的に発生しますが、イエシロアリはなぜか太平洋側の沿岸部に分布しているのが特徴です。
そのため、日本海側に住んでいる方はイエシロアリの被害を被る可能性は比較的低いと言えます。
万が一シロアリの被害に遭っている場合や心配な場合は、ぜひご連絡ください。