白蟻対策といっても具体的にどんなことをすればよいのかわからない、そういった悩みを持っている方も多いことでしょう。白蟻は屋根裏や床下などの、普段気づかないような場所で繁殖するため、気づいたときには、すでに手遅れになってしまうことも多くあります。今回は、自分でできる白蟻対策や専門家による白蟻対策、さらにそれらのアフターフォローについて紹介していきます。
白蟻対策って本当に必要なの?
白蟻といえば、木造の古い家に発生するものというイメージを持つ方が多いのかもしれません。しかし鉄筋コンクリートの家でも、白蟻が住みつくことがあります。日本の家屋にはさまざまな箇所に木材や断熱材が使用されており、それらが白蟻の餌となってしまうからです。
さらに鉄筋コンクリートの家は保温性が高いため、湿気を好む白蟻の絶好の住処となります。また新築だから安心と思っている方も、築5年以降からは薬剤の効果が薄れてしまいます。定期的なメンテナンスなど、その都度対策しなければ大事な住まいが劣化してしまうことになるでしょう。
木造の家でなくとも、白蟻の被害に遭ってしまう可能性は十分にあるといえます。鉄筋コンクリートの住まいでも、しっかりと白蟻の対策をしておくことが肝心といえるでしょう。
自分でできる白蟻対策!
大切な家を白蟻から守るための基本は、白蟻を寄せつけない環境づくりです。ここでは「家の周囲」「基礎部分」「屋根」の対策方法について紹介します。簡単な対策ばかりですので、今すぐ取り組んでみましょう。
家の周囲に木材やものを置かないようにする
まず確認したいのが、家の周りの環境です。木材やダンボールは白蟻の餌となるため、使わなくなった家具やウッドデッキなどを家の周りに放置している場合は速やかに撤去しましょう。また、地面に置かれた鉢植えも白蟻を呼び寄せやすいので、なるべく地面から離れた場所に置きましょう。
家の基礎部分に湿気を溜めないようにする
白蟻は湿気の多い場所を好むので、床下の基礎部分の換気が重要なポイントです。換気口が荷物や室外機などでふさがれていないかどうか、入念にチェックしましょう。また、基礎部分にできるだけ日光が当たるように、周りの環境に目を向けて見ることも大事な点といえるでしょう。
屋根に異常がないかチェックする
床下にばかり目が行きがちですが、白蟻は屋根裏に発生することも少なくありません。特に雨漏りによって木材が湿ることで、白蟻が大量発生してしまう可能性があります。瓦屋根にズレや異常がないか、しっかりと目視で確認してみましょう。
専門家の手による本格的な対策
家をチェックしている際に気になる箇所が見つかった場合は専門家に依頼しましょう。また、以前白蟻の被害を受けたという方も、薬剤による予防を定期的にお願いするのがおすすめです。ここからは、白蟻を知りつくした専門家ならではの白蟻対策を紹介します。
専用の薬剤を使用した対策
消毒の手順ですが、まずは木材に穴をあけ、適切な箇所に薬剤を注入していきます。その後に木材の表面や土壌に薬剤をしっかり散布することで、さらに効果を高めます。使用する薬剤もさまざまな種類があり、発生場所や状況によって適切に選んでいくのです。
床下の換気をうながす床下通風
床下に換気扇を取りつけることで、床下環境を大幅に改善できることでしょう。さらに湿気が原因による建物の強度の劣化やダニやカビによる健康被害なども、同時に改善が期待できます。
アフターフォローの確認も忘れずに
白蟻の駆除をプロにお願いする際に、確認しておきたいのがアフターフォローに関する内容です。見積もりの際にアフターフォローにかかる費用やアフターフォローの期間について、しっかりと担当の方に確認をしておきましょう。
費用はいくらかかるか
白蟻対策を行った後、数ヶ月後に再度白蟻の被害に遭ってしまったという場合はさらなる対策が必要になります。そのときにかかる費用に関して、あらかじめ確認しておきましょう。
アフターフォローの期間はどれくらいか
アフターフォローの期間は業者によってそれぞれですが、5年というのが1つの目安になります。なぜなら、白蟻対策に使用する薬品の効果が5年になっているものがほとんどだからです。状況や薬剤の種類にもよりますが、おおよそ5年ごとに、メンテナンスを考えておくとよいでしょう。
まとめ
今回は、白蟻対策で大事なポイントや業者が行うアフターフォローについて解説しました。大切な家を白蟻から守るためには、こまめに家の状態に目を向けることが大切です。そして、定期的にプロにチェックしてもらえば、より安心して生活を送ることができるようになるでしょう。
「イソベ白蟻工業」は熊本県内を中心に白蟻駆除・予防などを行っております。アフターフォローは充実の5年間であり、アフターメンテナンスを通じてお客様の家を守っていきますので、ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。
